クライアントからの税務相談時に迅速な回答ができる体制へ

税理士法人プログレス

税務相談

業種: 税理士法人

事業内容: グループ通算税制や組織再編の他、企業税務全般、また事業承継、相続税、 所得税確定申告(海外居住者含む)まで対応

利用プラン: 税務相談ロボット

設立: 2003年3月

法人約240社に加え個人のお客様にも幅広く対応している「税理士法人プログレス」では、2024年1月より税務AI相談チャットサービス『税務相談ロボット』の使用を開始いたしました。

『税務相談ロボット』のような生成AIのサービスを待ち望んでいた税理士法人プログレスでの導入は、スムーズに導入が進んだと言います。

今回、税理士として活躍しておられる名取氏、李氏、前田氏に『税務相談ロボット』の導入背景と効果を伺いました。

導入の背景

複雑な税務相談の場合、情報収集からお客様への回答まで、どのようなプロセスを経ていますか?その中で特に時間がかかる部分はどこですか?

李様:当法人のクライアントはグループ通算制度を適用している、あるいは国際税務知識が必要など、複雑な取引のお客様が数多くいらっしゃいます。高度な税務知識が日々の取引に必要となる為、数多くの税務相談依頼をいただいております。

『税務相談ロボット』を導入する前は、主にインターネットや書籍にて情報を収集していました。インターネット検索ですと正しくない情報も含まれるので、正しい情報か否かの確認も含めると多くの時間を情報収集に費やしていました。インターネットで情報を集める時間と、その情報が正しいか再確認する時間、その後、お客様へ回答を準備しますが、エビデンスや出典元の情報を吟味し文章を一から組み立てる時間が必要でした。

質問内容に関して明確な回答がある場合、例として国税庁の判例が出ているものに関しては、回答に辿り着けば情報収集は終わります。しかし公表されてない事例などは書籍やインターネットなど複数の媒体を活用して、類似事例を全部調べ上げる必要があります。また事例発表後、条文に改正が入ることもある為、複数の税理士で間違いがいないかを確認し、やっとお客様に回答文章をお渡しできるといった流れでした。このような情報収集方法は私たちが税理士業界に入ってから大きく変化がなく、ずっと同じ手法で実施していたと思います。

導入の効果

税務相談ロボットを導入する前は、どのような方法で情報収集を行っていましたか?また、導入後には具体的にどのような業務の効率化が図れましたか?

名取様・前田様:今までの情報収集方法に追加して、『税務相談ロボット』を1つの情報収集ツールとして追加しました。1つ1つ条文を探していた時に比べて、税務相談ロボットは、質問を投げかけると一発でダイレクトに正しい情報を獲得できます。何よりも、回答が必ず最新の信頼できる情報であることが保証されているので、エビデンスを再度調査する必要がなく、効率化につながっています。今までは改正の内容など遡り、本当に最新なのか複数のエビデンスで確認していました。また、インターネット検索と異なり、文書の形で質問ができるので、複雑な前提条件、一定の場合の税務上の取り扱いなど質問の仕方次第で、自分が知りたいことへの回答をダイレクトに受け取ることができます。また、引用元や出典元とともに要約文章で回答されるので、お客様への回答文章をゼロから組み立てる必要がなく、その分、正しい情報から考えられる見解など、本来税理士が価値を出すべき文章の校正に時間を割くことができます。

一方で『税務相談ロボット』はあくまで生成AIなので、質問の仕方が正しい回答を得られる肝となります。ある程度専門性の高い方が活用すべきツールであると感じています。現在、当法人では全員が税務相談ロボットを使えるようにしています。質問した内容と回答は組織で蓄積すべきだが、過去にナレッジが溜まらないといったケースがあった為、質問と回答内容をPDF化して格納するという運用をしています。

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